Entrance

「吹いてみよう!リコーダー♫」企画について

クッキーハウスには、
長年抱えているジレンマがあります。。。

いわゆる

「 やってみよう。」

とか云いつつ実際のやり方を
示せていない 」問題

です。

 

そう・・・ライヴでは

「何処にでもある、フツーの楽器ですよ。」
「簡単ですよ!」

などと言っておきながら、

巧妙なアレンジで設計された楽曲を
練り込まれたアンサンブルで演奏する・・・。

「こんなもん、だれがマネ出来んねん!」
(  ↑  あ、セルフツッコミですよ。)

そんな喰えない三人組、
それがクッキーハウスなのです。

 

(注)クッキーハウスの掲げる「やってみよう。」
   本当の根本は少し違う意味です。それについてはまた回を改めます。

 

 

勿論、小学校公演でのワークショップ・楽譜連動など一部の例外的試みはあるものの、
なかなか上記問題に対する「具体的な提案」が出来ない現状でしたが、
ついにこの問題に対しての一つの解答を携え、ミワコおねえさんが立ち上がってくれました。

それがこの
「吹いてみよう!リコーダー」企画です。

 

ここはひとつ、ミワコおねえさんに語ってもらいましょう!

 

「ミワコおねえさんからのコメント(原文)」

誰もが一度は手に(口に?!)したことのあるリコーダー♪
学校の帰り道にピロピロ吹いた経験のある方も多いのではないでしょうか?

なのに小・中学校を卒業すれば押入れに眠ってしまう運命…

リコーダーは息を入れると簡単に音が出ます。
一度学校で習っているので案外指使いも覚えているものなんです。
小学生の頃、すべてのトーンホールに指が届かず苦手だったという方も
大人の指だと案外届いてしまうものなんですよね。

そして現役の小・中学生には単なる教育楽器として授業で吹くだけでなく、
もっと音楽を楽しんでもらいたい!という想いもあります。

教科書に載っている曲だけがリコーダーのレパートリーではありません。
リコーダーでもクラシックをはじめアニソン・Jポップなど、いろんな曲が吹けちゃうのです。
ピアノが弾けなくても、吹奏楽をやっていなくても
みんなの持っているリコーダーで音楽することができちゃいます。

このように子どもから大人まで、
気軽に楽しめるリコーダーを実際どのように楽しめばよいのか?
を提案する企画として

「吹いてみよう!リコーダー♫」

を立ち上げてみました。

お一人でも手軽に始められるよう、市販のCD伴奏付き楽譜(フルート用)を使った演奏を
月イチペースでYouTubeにアップしていく予定です。

クッキーハウスの演奏やこの企画を通じて一人でも多くの方に
「リコーダーを吹いてみたい♪」気持ちになってもらえることを願っています。

 

いかがでしたか?

楽譜や使用楽器に関するご質問、
演奏に関する感想など

どしどしお寄せくださいっ!

お便りお待ちしていまーす!
mail@cookiehouse.info

ウィッピープロジェクトについて

去年、「クッキーハウスの演奏フォーマットについての投稿」で予告させていただいた

ウィッピー( wippy )。

ついに放鳥されました!

放鳥。。。そう、放鳥です!
ウィッピーとは鳥の名前なのです。
勿論「架空上の」ですが。。。

さてそのウィッピーとは、どんな鳥なのでしょうか?
では動画でどうぞ!

いかがでしたか?
まぁ、こんな鳥です(笑)。
「ウィッピー!ウィッピー!」と、盛んに鳴いていましたね。
クッキーメンバーの堅い表情とは裏腹に、何とも可愛らしい楽曲です。

この曲「Theme of “WIPPY”」は小西恒夫 作曲、クッキーハウスのオリジナル楽曲です。
今後もウィッピーシリーズの楽曲が続々登場予定ですので、乞うご期待!

ところでこの動画でトオルおにいさんとミワコおねえさんが演奏している楽器、
何だかご存知ですか?

これは、スズキのアンデス(andes 25F)という楽器です。
鈴木楽器製作所 該当ページ

笛なのでしょうか?  それとも鍵盤ハーモニカ?

それについてはまた改めて述べるとして、
皆さんが潜在的にこの楽器の音を聞いているとしたら、おそらくこの曲

「やる気のないダースベイダーのテーマ」

ではないでしょうか?

(動画のリンクは控えます。是非とも彼らのライヴやCDでお楽しみください!
私も何度もライヴに伺いました。本当に楽しかったです。♫  )

確かに栗コーダーカルテット大先輩によるこの曲のインパクト、ハンパないです。

ただ問題なのは、この曲のインパクトがあまりにも強すぎて
「アンデス = やる気のないダースベイダー」
という「画一的・絶対的な図式になってしまいがち」なことです。

念のため申し上げますが、
栗コーダーさんには何の罪もないです。
むしろ他のミュージシャン、
広く多くのミュージシャンが
いろいろな感性でこの楽器と向き合うべきなのではないでしょうか?
(ここでいうミュージシャンとは、音楽と向き合う全ての人を指します。)

そんな気持ちを多くの人と分かち合いたくて、
クッキーハウスは今回このプロジェクトを立ち上げました。

そうです、ウィッピーとは

「鳥の名前」でもあり、
「組曲(楽曲シリーズ)」でもあり、

実はアンデスという楽器にちなんだ
「一連の企画群」でもあるのです。

今後の展開として

  1. 順次 YouTube にて新曲を発表
  2. 楽譜展開
  3. 他のアーティストとのコラボ
  4. ウィッピーまつり(?)

などを画策中です。

ただし! どの企画も「皆様の反応ありき」です!!

この楽器を弾かれている方、 吹かれている方、
そしてこの楽器に「惹かれている」皆様方も!

是非、クッキーハウスのウィッピープロジェクトに
乗っかってきてください。

  • 動画の感想
  • 楽譜に関するお問い合わせ
  • 共演の申し出!
  • 果たし状!!     等々。。

どしどしお寄せくださいっ!

お便りお待ちしていまーす!
mail@cookiehouse.info

2015→16、年末年始のごあいさつ

2015年、クッキーハウスは皆様に大変お世話になりました。
ひとこと、ご挨拶申し上げます。

2015年のネット的動態(発信分)について

  • Twitter・・・225 ツイート
  • Facebookページの「大事な出来事」・・・66 件

という結果でした。

ざっくりいうと、前年の横ばいです。。。

あ、YouTubeのアップは、さっぱりでしたが
2016年は仕切り直して頑張るつもりです。

いずれにしても数値に表れないクオリティは
もちろん向上しております!
是非ライヴ(ナマ)のクッキーハウスをご覧下さい!!

日本各地での活動について

2015年、クッキーハウスは初めての場所にもいろいろと
行かせていただきました。

大阪府外の幼保・小学校公演にも多数のご依頼をいただきました。

和歌山県、福井県、三重県など、遠隔地にも行かせていただきました。

クッキーハウスは日本全国、どこへでも行きますよ!!

CDについて

さて2015年はクッキーハウス結成5周年でした。が、

「お祭り的な何かを」という様な事は・・・しませんでした。

負け惜しみではありませんが、
クッキーハウスのこれまでをしっかりと振り返り、
これからも長く愛されるクッキーハウスを目指して
皆様に、何かをお届けしたい!と思ったのです。

その答えが、クッキーハウスのCD

「きいてみよう。クッキーハウス01」

です。

コンテンツ(楽曲)は、上記のコンセプトどおり
皆様に楽しんでいただける事を第一目的に選びました。

小さなお子さんにも、
大人の方にも
ご家庭でも、お出かけ先やお車でも!

気軽に楽しんでいただけると思います。

はまのゆか さんのイラストについて

そんなクッキーハウスのCDに、
今回欠かすことが出来なかったのは、勿論

はまのゆか さんのイラストです。

cookie-house-rgb

このイラストは、
まさにクッキーハウスの心の原風景。

クッキーハウスのCDコンテンツ(楽曲・演奏)とともに、
末永く、胸を張って、皆様にお届けいたします。

さいごに2015年を写真で振り返って見ましょう。

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↑ この写真は2015年07月の保育園公演にて撮影していただきました。
保育園の担当の保護者さまが飾り付けして下さっていたものです。

上記の はまのゆか さんのイラストが、
メンバー以外まだ誰の目にも公開されていなかった時期です。

願わくば、よく見比べてみて下さい。。。

とても嬉しく、意味深い偶然です。

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↑ さて今度の写真は、また別の幼稚園です。

もう、向こう側がかすんで、よく見えません!

こんなにたくさんの子供たちにも、
クッキーハウスの演奏をお楽しみいただきました。

さて、次・・・。

201601010120160101022016010103

あ、3枚目のは、絶対に拡大しないようにしてくださいね(笑)。

どうかこれからも、
クッキーハウスをよろしくお願いします。

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(↑ こんな方とも、コラボしました。
これ、ライヴ中、しかも演奏の進行中ですよ!)

2015年12月 演奏フォーマットのお話

クッキーハウスの楽曲演奏形態(楽器編成)には、様々なパターンがあります。

改めて数えてみると、現在有効な演奏形態フォーマットは以下の5パターンとなります。

トオル ミワコ ツ ネ フォーマット名
K R E クッキー
K K E (クッキー)
K R R リボニカ
R R R (S・A・T)
K K K クローバー

( K・・・鍵盤ハーモニカ R・・・リコーダー E・・・ユーフォニアム )

主要フォーマットには、ちゃんとフォーマット名(呼称)が付いています。

クッキー

ご存じクッキーハウスのメインフォーマットです。

こう言うと私たちのユニット名が由来だと思われがちですが、じつは逆なんです。
「クッキー」というフォーマット名が先にあって、そこから「クッキーハウス」という
ユニット名が誕生したのは、あまり誰も知らない事実。

プロフ画像01

リボニカ

リボニカフォーマットの前段階として
「リボン」という名のフォーマットがあります。

「リボン」はクッキーハウスのフォーマットではなく、
リコリコリボンプロジェクト対応楽曲のためのフォーマットです。

つまり、ソプラノリコーダーとアルトリコーダーの2段楽譜(コード進行付き)です。

この楽譜をクッキーハウスで演奏する際、
「リボン」に鍵盤ハーモ“ニカ”の伴奏が付くので、「リボニカ」となります。

20150307-01

リコーダー三重奏(S・A・T)

フォーマット名は、今のところありません。
ソプラノ・アルト・テナー(リコーダー)の頭文字をとって
「S・A・T」ですが、クッキーハウス固有の表現ではありません。

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(注:現在と楽器の担当が微妙に違ってます。)

クローバー

鍵盤ハーモニカ三重奏、というと汎用性ありそうですが、これがなかなか!
ひと口に鍵盤ハーモニカと言っても鍵盤の数や音域、演奏スタイルなどが本当に様々あり、
いろいろな意味でややこしいです。

業界全体が”カオス状態”な鍵盤ハーモニカ界への挑戦状!

クッキーハウスのパフォーマンス哲学と鍵盤ハーモニカへの想いを反映した演奏形態、
それが「クローバー」フォーマットです。

tyok_pro_08

さて、そんなクッキーハウスの演奏フォーマットですが、
2016年、いよいよ新たなフォーマットが誕生します。
その名は。。。

「ウィッピー(wippy)」!

どんな楽器を使うのか?

お楽しみに!!

20151211
( ↑ この箱の中に、注目の新楽器が・・・。)

素敵なウェルカムボード♪♪

早いもので、2015年ももうすぐ終わっちゃいますね〜。

クッキーハウスは今年も大勢の皆様に励まされ、
応援されて、頑張ることが出来ました。

 

先日、ファンの方から素敵なプレゼントをいただきました。

グラスアート作家さんがつくってくださった、
素敵なウェルカムボードです!

配色もクッキーメンバーの専用色!
字体も、とってもおしゃれで可愛いです。

 

本当にありがとうございました。

 

20151205bo

 

2015年11月  幼稚園・保育園公演について

ようやく寒くなって来ましたね(大阪)。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

クッキーハウスは11月、たくさんの幼稚園・保育園で
おんがくかい公演をさせていただきました。

幼保公演が続いたので、今回はその事について少し書いてみたいと思います。

少し前置きです・・・。

「クッキーハウスは誰もがよく知っている
鍵盤ハーモニカ・リコーダーを使った・・・」

と、よく自分たちのことを紹介します。
そして小学校公演では

「今キミたちがやっている楽器(鍵盤ハーモニカやリコーダー)で、
こんな事も出来るんだよ〜!」

というメッセージを込めて、演奏しております。

鍵盤ハーモニカとリコーダー。

小学校音楽教育現場において「教育楽器」というレッテルを貼られたこの楽器に、
( ↑ 良いとか悪いではなく)
クッキーハウスは、とてもとても、こだわりを持っています。

(小学生の)子供たちが使っているこの楽器で何が出来るのか?
そして教育現場ではこの楽器を使って
どのように音楽教育がなされなければならないのか?

クッキーハウスは、真剣に考え続けています。
もう、喋り出すと止まらないくらいに!
・・・。

さて、幼保のお話しでした。

先に述べたクッキーハウスの想いや拘り・・・
勿論大事、なのですが。

でも(幼保の)子供たちには、そんなの関係ないことです。
それに幼保公演ではそれとは別に、クッキーハウスとして伝えたいことが
ちゃんとあります。

例えば楽器について、
「鍵盤ハーモニカ」や「リコーダー」とかの分類は、大人の理屈。

「がっき」とか「ふえ」で伝わるなら、それでよし!です。

大事なのは、理屈ではなくサウンドです。

そしてその「サウンド」についても、
結果的には鍵盤ハーモニカやリコーダーを使ったもの
(つまりクッキーサウンド!)が、
子供たちには一番親和性が高いと私たちは考えています。

更に云えば「音楽」などという概念も、大人の理屈です。

「音楽」と「音楽以外」を無意識のうちに切り分けている大人の常識を
一旦取っ払ってみました。

身の回りの音や、CMで流れてくるような音、
それを楽器で再現したときの、子供たちの喜びよう!
(おっと!これは企業秘密でした。)

上記は幼保公演における特異的な側面ですが、
その反面、より普遍的なもの(能力)が浮き彫りにもなります。

それは言うまでもありませんが、

  • 演奏力
  • 楽曲(アレンジ)力
  • (演奏以外の)パフォーマンス力

です。

これらは基本であり、必須条件ですが、
特に小さなお子様に対してこれらをおろそかには出来ません。

なんと言っても「子供は正直」ですから!

そして大人顔負けの「センシティブな評価眼(耳)」を持っていますから!

そんなクッキーハウスの「理屈抜き」な幼保ステージ、嬉しいことに
子供たちも「理屈抜き」で楽しんでくれています。

キラキラと目を輝かせ、
時には歌ったり、踊ったり!
約40分前後、飽きることなく。

中にはテンション上がり過ぎて最後は疲れちゃう子もいますけど(笑)。

お客様が大人でも、
小学生でも、
もっと小さなお子様でも、
クッキーハウスは決して手を抜きません。

いつも真剣に、
目の前のお客様と向き合いながら、
心を込めて演奏しています。

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2015年10月  おんがくしつトリオとクッキーハウスのこと

 

 

 

先日開催された「おんがくしつトリオ スペシャルライヴ in 大阪」に、
前座としてクッキーハウスで出演させていただきました。

前座とはいえ一つのイベントに共に関わることにより、沢山の貴重な体験を
おんがくしつトリオさんと分かち合うことが出来ました。
何より、おんがくしつトリオさんと一緒にステージが出来たことが純粋に嬉しかった!
そして終演後の打ち上げでも様々な情報を交換し、
互いの友情を確認しあい、
とにかく何とも楽しいひとときでした。

 

おんがくしつトリオさん。
また絶対、ご一緒しましょうね!

 

ここから、本題。

おんがくしつトリオとクッキーハウス、
「リコーダーと鍵盤ハーモニカ」という共通項はあっても
伝えたいこと、伝わるものは全然違います。

語弊を顧みず、お客様からの声をまとめると、
「おんがくしつ=スゴかった! V.S. クッキー=楽しかった♬」
「おんがくしつ=大人向け V.S. クッキー=子供向け」
「おんがくしつ=聞き惚れた V.S. クッキー=観客との一体感あった」
と、こんな感じでしょうか。

 

樹は、上へ上へと伸びます。
しかし同時に幹は太く、根は深く広がります。

 

リコーダーや鍵盤ハーモニカの持つ
「可能性、未来、そしていろいろなもの」を、
これらの楽器に関わる者として、
責任と使命を感じつつ、
ともに精進していきましょう!!
20151011on

2015年9月  メロフェス行きました!

年に数回、スズキ楽器が開催してる
その名も「メロディオンフェスティバル」。

クッキーハウスの三人で
はるばる東京まで、行ってきました〜!
(聞きに。。。m(__)m。)

 

いや〜とにかくスゴかった!
とても刺激を受けました。

 

メロフェス自体のことや、
出演者の皆様の素晴らしい演奏の事、
そこで起こった幾つかの奇跡や感動のことは、
ここでは書きません。すいません。

語るべき人が、語るべきだと思うので。。。

ここではクッキーハウスとして思ったこと、
ここで書くべき事を、書かせていただきます。

 

樹は、上へ上へと伸びます。
しかし同時に幹は太く、根は深く広がります。

 

この日、私が見たのは鍵盤ハーモニカの最先鋭。

ある意味、鍵盤ハーモニカの未来や方向性が
垣間見えたひとときでした。。。

鍵盤ハーモニカは、まだ誕生して半世紀ほど。

各種音楽ジャンルでの使われ方や演奏スタイル(奏法)、
その他いろいろな事が混沌(カオス)の渦中にあります。

この渦の中で、皆それぞれ試行錯誤しながら、
それでもこの楽器を愛している。。。

それはそれで、大いに結構!
それにここはそういう人たちが集う場所。

メーカーにだって、都合やビジネスがあるのですから。

 

樹は、上へ上へと伸びます。
しかし同時に幹は太く、根は深く広がります。

 

クッキーハウスは鍵盤ハーモニカを、
できるだけ多くの人にとっての
「身近な楽器」であってほしいと考えています。

この場所に来て、
あらためて確信しました。

 

クッキーハウスでしか、
見せられない世界がある。

 

できるだけ多くの人に、
「クッキーハウスの世界」を見ていただけるよう、
これからも精進いたします。

皆様の応援、よろしくお願いします!

 

20150922
(メロフェス会場にて)

 

はまのゆかさんにイラストを描いて頂きました!


絵本作家・イラストレーターの

はまのゆか さん

について、少しだけご紹介させて下さい。

まず ツネおにいさんの個人的オススメは、この本!

村上龍・著 はまのゆか・絵
「新13歳のハローワーク」

この本は、なんと表現したらいいのか・・・
「子供のための職業図鑑」とでも申しましょうか。。。

私個人の印象ですが、この本を世に出そうと思う発想自体をも含め、
いろいろな意味で斬新な本です。

巻頭の 村上龍 氏の言葉がまず斬新で、「いかにも村上龍!」って感じです。
(読んで欲しいので、敢えてこんな表現でスイマセン。)

ただこの本を成立させているのは、間違いなく「はまのさんのビジュアル力」です。
はまのさんの可愛い絵が無ければ、あの電話帳のような本を開く気にもならないでしょう!

大人の方も是非! 読んでみて下さい。

そしてクッキーハウスとしてのオススメは、
なんといってもこの本!

はまのゆか・作
「九九をとなえる王子さま」

はまのさんのオリジナル書き下ろし絵本です。

無味乾燥な九九(くく)が、お話と絵で楽しくなっちゃいます。

そしてなんと!この絵本の読み聞かせ音楽を担当したのが、
クッキーハウスのトオルおにいさんこと杉本徹です。
(杉本徹個人のお仕事です。)

もちろんクッキーハウスが演奏しているわけではありませんが、
「作曲家・杉本徹の音楽世界」をより純粋な形で楽しめます。

読み聞かせコンテンツは iTunes Store から購入できます。

「九九をとなえる王さま」

もちろん今回ご紹介した以外にも、はまのゆかさんの作品はいっぱいあります。

詳しくは「はまのゆかホームページ」を、是非ご覧下さい。

さてここからが本題ですが、

そんなはまのゆかさんに
クッキーハウス結成5周年を機に、思い切ってイラストをお願いしたところ、
快く引き受けて下さいました!!
(はまの先生、本当にありがとうございました。)

今回、イラストの作成にあたり、
はまのさんご自身にクッキーハウスの生の演奏を見に来ていただき、
そして描き上がった作品が、こちら。

cookie-house-rgb

はまのさんご自身から
「まるでおもちゃ箱から出てきたみたい」
とおっしゃっていただいた印象を、そのまま表現していただきました。

よく見ると夢とも現実ともつかない世界、
子供なのか、はたまた妖精なのか。。。
三人が楽しそうに演奏している、この絵を見ているだけで、

聞こえてきませんか?

クッキーハウスの音楽が。

2015年8月  桑名に行ってきました。

若手リコーダー奏者として活躍されている

中村栄宏さん。

クッキーハウスではミワコおねえさんの師匠としても、継続的にお世話になっております。

 

イケメンで、好青年で、誠実。
そのうえリコーダーの腕前は天下一品という、ズルイお方です。

彼の演奏は幅広い音楽ジャンルをカバーし、
リコーダーの新しい可能性をどんどんと引き出していってくれます。

中村栄宏さんのホームページ

そんな彼のリサイタルが、毎年、彼の郷里である三重県桑名市で開催されます。

20150801NK01 20150801NK02
(2015.08.01. 開催時のチラシです。)

 

そして例年、リサイタルの開演に先立ち、
子供たちによるリコーダーアンサンブルのプレコンサートが開催されます。

そのプレコンサート、
三重県のリコーダークラブの子供たちによる演奏なのですが、

それが上手いのなんの!!

本格的な演奏は大人顔負けですし、
何より「リコーダー大好き少年少女」のひたむきな姿勢が伝わってきて、
ちょっと胸が熱くなります。

そんな「中村栄宏リコーダーリサイタル プレコンサート」に、
特別枠(?)として、クッキーハウスで出演させていただきました!

(ワガママを聞いてくださった中村先生、本当にありがとうございました。)

2015080101

 

子供たちのひたむきで「ガチ」な演奏。
中村先生の華麗で「ガチ」な演奏。
その狭間で・・・クッキーハウスはいつも通りブレずに
「クッキーハウスの音楽」を、させていただきました。

(リコーダー担当のミワコおねえさんもある意味「ガチ」でしたが。)

どう受け止められるのだろうかと内心ドキドキでしたが、
ご来場の皆様にはカジュアルに楽しんでいただけたようでした。

 

何より嬉しかったのは「リコーダー大好き少年少女」たちが、
クッキーハウスに対し「素直に」興味を持ってくれた事です。

クッキーハウス、子供相手の音楽は慣れたものですが、
この日だけはさすがに訳が違います!!

ほとんど全員が木製リコーダー。
コントラバスリコーダーまで吹きこなす強者少年少女たち。

クッキーの演奏を聴いて、
白い目で見られるのではないだろうかという不安が胸をよぎる。。。

でも、そんな少年少女たちの目は
「白い」 ではなく 「キラキラ」でした。

 

クラブのことやリコーダーのこと、いろいろとお喋りしてくれました。

話の内容は若干マニアックでしたが
(「早く帰ってテナー乾かさなきゃ」とか。)
みんな本当にリコーダーが好きで、
とっても頑張ってるんだなというのが伝わってきました。

 

2015年08月01日、
クッキーハウスの満5歳の誕生日に
とっても素敵なプレゼントをいただきました!

中村先生、

本当にありがとうございました。

(中村先生のリサイタル自体のこと書かなくて、ホントすいません。
勿論、本当に素晴らしいリサイタルでした!)