ようやく寒くなって来ましたね(大阪)。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
クッキーハウスは11月、たくさんの幼稚園・保育園で
おんがくかい公演をさせていただきました。
幼保公演が続いたので、今回はその事について少し書いてみたいと思います。
少し前置きです・・・。
「クッキーハウスは誰もがよく知っている
鍵盤ハーモニカ・リコーダーを使った・・・」
と、よく自分たちのことを紹介します。
そして小学校公演では
「今キミたちがやっている楽器(鍵盤ハーモニカやリコーダー)で、
こんな事も出来るんだよ〜!」
というメッセージを込めて、演奏しております。
鍵盤ハーモニカとリコーダー。
小学校音楽教育現場において「教育楽器」というレッテルを貼られたこの楽器に、
( ↑ 良いとか悪いではなく)
クッキーハウスは、とてもとても、こだわりを持っています。
(小学生の)子供たちが使っているこの楽器で何が出来るのか?
そして教育現場ではこの楽器を使って
どのように音楽教育がなされなければならないのか?
クッキーハウスは、真剣に考え続けています。
もう、喋り出すと止まらないくらいに!
・・・。
さて、幼保のお話しでした。
先に述べたクッキーハウスの想いや拘り・・・
勿論大事、なのですが。
でも(幼保の)子供たちには、そんなの関係ないことです。
それに幼保公演ではそれとは別に、クッキーハウスとして伝えたいことが
ちゃんとあります。
例えば楽器について、
「鍵盤ハーモニカ」や「リコーダー」とかの分類は、大人の理屈。
「がっき」とか「ふえ」で伝わるなら、それでよし!です。
大事なのは、理屈ではなくサウンドです。
そしてその「サウンド」についても、
結果的には鍵盤ハーモニカやリコーダーを使ったもの
(つまりクッキーサウンド!)が、
子供たちには一番親和性が高いと私たちは考えています。
更に云えば「音楽」などという概念も、大人の理屈です。
「音楽」と「音楽以外」を無意識のうちに切り分けている大人の常識を
一旦取っ払ってみました。
身の回りの音や、CMで流れてくるような音、
それを楽器で再現したときの、子供たちの喜びよう!
(おっと!これは企業秘密でした。)
上記は幼保公演における特異的な側面ですが、
その反面、より普遍的なもの(能力)が浮き彫りにもなります。
それは言うまでもありませんが、
- 演奏力
- 楽曲(アレンジ)力
- (演奏以外の)パフォーマンス力
です。
これらは基本であり、必須条件ですが、
特に小さなお子様に対してこれらをおろそかには出来ません。
なんと言っても「子供は正直」ですから!
そして大人顔負けの「センシティブな評価眼(耳)」を持っていますから!
そんなクッキーハウスの「理屈抜き」な幼保ステージ、嬉しいことに
子供たちも「理屈抜き」で楽しんでくれています。
キラキラと目を輝かせ、
時には歌ったり、踊ったり!
約40分前後、飽きることなく。
中にはテンション上がり過ぎて最後は疲れちゃう子もいますけど(笑)。
お客様が大人でも、
小学生でも、
もっと小さなお子様でも、
クッキーハウスは決して手を抜きません。
いつも真剣に、
目の前のお客様と向き合いながら、
心を込めて演奏しています。