【補足】このページはコンテンツ発表当時の文章を2020年8月ウェブサイト更新に伴い再編集したものです。基本的には当時の表現を保持していますが販売価格やリンクなどは一部削除しています。

クッキーハウスのCD、焼き上がりました〜♫

2015年09月、
クッキーハウスの初めての公式CD

きいてみよう。クッキーハウス01

が、リリースされました〜!!

おなじみの超定番レパートリーからオリジナルまで、
クッキーハウスの「今」をバランス良く詰め込んだ
16曲入り、合計46分間のCDです。

「CDというもの」に対してどのように向き合えば良いのか・・・
かなりこだわりを持って考え続けてきたクッキーハウスですが、

結局、グルッと一回転して、非常にシンプルなCDとなりました。

「目の前の人に喜んでもらう。」
このクッキーハウスの精神に立ち戻り

気軽に、構えず楽しんでもらいたい・・・
そんなCDに仕上がったと思います。

CDジャケット表紙は、はまのゆかさんのイラストです!

20150912jacket

CD盤面は、こんな感じ。
米沢友宏さんによる、
おなじみクッキーハウスのロゴデザイン!

20150912banmen

ダイジェストPV(YouTube)

CD「きいてみよう。クッキーハウス01」
ダイジェストPVは、こちら。

楽曲リスト

収録曲:  ( )内は作曲者、         はオリジナル曲。

  1. クッキーがはじまるよ。 (小西恒夫)
  2. おかしなパーティー (杉本徹)
  3. ルパン三世のテーマ (大野雄二)
  4. 君をのせて (久石譲)
  5. 勇気100% (馬飼野康二)
  6. アンパンマンのマーチ (三木たかし)
  7. 森のくまさん (アメリカ民謡)
  8. 夢をかなえてドラえもん (黒須克彦)
  9. キューピー3分間クッキング (JESSEL LEON)
  10. カルメン前奏曲 (BIZET GEORGES)
  11. ひまわりの約束 (秦基博)
  12. ハッケンコッケンロッケンロール (杉本徹)
  13. クラップ&レスト (小西恒夫)
  14. 恋するフォーチュンクッキー (伊藤心太郎)
  15. Let It Go (Kristen Anderson-Lopez/Robert Lopez)
  16. となりのトトロ・メドレー (久石譲)
    (さんぽ・ねこバス・となりのトトロ)

メンバーによる楽曲解説

CD「きいてみよう。クッキーハウス01」を
ゲットしていただいた皆様、ありがとうございます!

このページではそんな皆様への感謝の気持ちを込めて、
このCDをよりいっそう楽しんでもらうための楽曲解説を書きました。

トオルおにいさん ミワコおねえさん ツネおにいさん が
それぞれ個別に担当しています。(曲タイトルの色を参照して下さい。)

 

1. クッキーがはじまるよ

CD「きいてみよう。クッキーハウス01」のオープニングは、この曲から!
「はじまるよ」の名のとおり、ライヴの1曲目を想定して作曲いたしました。

短時間の中に三人のソロ、メンバー紹介、カノン(かえるのうた)形式による
アンサンブルの醍醐味と、かなり欲張って要素を詰め込んでおります。

クッキーハウスの演奏する楽器は、全て「口で吹く」楽器。ということは・・・。
そう、演奏中は喋ることが出来ないため、自己紹介がしにくいのです!
そんな内部事情(?)も思い浮かべながら、お聞きください。

 

2. おかしなパーティー

にぎやかなパーティーをイメージしたオリジナル曲です。
このタイトルには「お菓子なパーティー」の意味ともうひとつ・・・。

クッキーハウスといえば、派手な色の服を着た3人組ですが、
そのままの格好で、よく街中にも現れます。
そんな時感じるのが、皆さまのあたたかい視線です。

「なんかケッタイな(変な)グループおるで(二度見〜三度見)」

そう、その「ケッタイなグループ」こそがもうひとつの意味です。
おかしな3人のご機嫌なパーティーチューンをお楽しみください!

 

3. ルパン三世のテーマ

2013年、豊岡市民会館(兵庫県豊岡市)の主催事業である
「市民会館おでかけ訪問コンサート」
の招聘アーティストとして豊岡市の全小学校(29校)を回り、
延べ4,600人の子どもたちの前で演奏させていただきました。
このコンサートの1曲目に演奏したのが「ルパン三世のテーマ」です。

演奏が始まると子どもたちは目を丸くし、
おなじみのメロディーに緊張していた表情が一瞬にして和らぎます。
「音楽の授業で習うリコーダー、鍵盤ハーモニカでこんなカッコイイ曲が出来ちゃう!」
クッキーハウスの定番曲です。

中間部のトオルおにいさんソロはアドリブなので毎回違うんですよ~。

 

4. 君をのせて

ご存知、スタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』の主題歌です。
このアレンジはサウンドトラックのバージョンをを元にしています。

イントロで「おっ!」となった方はなかなかのマニアですね。
「ん?」となった方もご安心を。途中からおなじみのメロディーが出てきますよ。

リコーダーの美しいメロディーをたっぷりとお楽しみください。

 

5. 勇気100%

NHKのアニメ「忍たま乱太郎」の主題歌で、
結成当初から演奏し続けているレパートリーのひとつです。

特に幼稚園、保育所で人気があり、演奏に合わせて子どもたちが大合唱♫
「ヘイ!ヘイ!」の掛け声で一体感を味わえる、クッキーハウスお気に入りの一曲です。

 

6. アンパンマンのマーチ

ここから3曲、リコリコリボンプロジェクトの楽曲を続けてお送りします。
(リコリコリボンプロジェクトについては、こちらをご覧ください。)
リコリコリボンプロジェクトはリコーダーと情熱さえあれば楽しめますので、
よろしければ一緒に楽しみましょう~♪♪。

「アンパンマンのマーチ」はクッキーハウスでの演奏回数が非常に多い曲の一つです。
目を閉じれば・・・
ベビーカーに乗った子供とお父さんお母さんの幸せそうな姿が浮かんできます。

紙的(楽譜的?)に言うと、コード付きのリコーダー2段譜、たった1ページ!
ここにどれだけの幸せが凝縮されているのかと考えると、何だか嬉しくなってきます。

 

7. 森のくまさん

意外と貴重なクッキーハウスの童謡レパートリーのひとつです。
リコーダーと鍵盤ハーモニカのアンサンブルが、
かわいらしい曲のイメージとピッタリ合いました。

歌詞に合わせて4番まで演奏しているので、ぜひ口ずさんで聴いてください。

 

8. 夢をかなえてドラえもん

誰もが知っているテレビアニメ「ドラえもん」のオープニング曲♪

ミワコおねえさんは小さい頃からドラえもんが大好き!
単行本が出る度におばあちゃんが買ってきてくれるのが楽しみでした。
主題歌は「♪こんなこといいな できたらいいな」
で始まる「ドラえもんのうた」のイメージが強すぎて、
当初はこの「夢をかなえてドラえもん」を受け入れられませんでした・・・(笑)

クッキーハウスで演奏するようになってからはイメージもすっかり変わり、
いまでは大好きになりました。
歌詞も心に響くんですよね~。

オマージュとして「ドラえもんのうた」が
オブリガートに出てきますので、探しながら聞いてみてくださいね。

 

9. キューピー3分間クッキング

クッキーハウス結成のきっかけとなった、
ケーキ屋さんでのおんがく会のためにアレンジしたもので、
演奏が終わるまでにデコレーションケーキを完成させることができるか、
パティシエさんと対決しました。

真夏の店先は温度が高く、生クリームがすぐ溶けてしまうという悪条件のなか
手際よく生クリームを塗り、果物を盛り付けデコレーションする職人技に圧巻!
この対決はパティシエさんに軍配が上がりました。

某料理番組で有名なこの曲は本番で演奏する機会が少なかったのですが、
あまり中間部が知られていないようで意外に反響の大きい曲です。

 

10. カルメン前奏曲

原曲はフランスの作曲家ビゼーによるオペラの前奏曲。
フルオーケストラで演奏され、オペラ全曲は約2時間40分、
内容も何だかドロドロしている・・・。

しかしそんなことは全く関係ありません!
クッキーハウスが三人で楽しく演奏いたします。

この曲の聴きどころは何と言ってもミワコおねえさんの超絶技巧!
いつものライヴと同じように紹介します。

「それでは、リコーダーの指さばきに注目して、お聞き下さい!」

 

11. ひまわりの約束

秦基博が歌う映画『STAND BY ME ドラえもん 』の主題歌で、
クッキーハウスとしては珍しいバラード曲のカバーです。

大人っぽい曲のイメージですが、小学校の音楽の授業でも
歌われているらしく、子供にも大人気でよく口ずさんでくれます。

ドラえもんとのび太の友情を描いた素敵な歌詞を
思い出しながらお楽しみください。

 

12. ハッケンコッケンロッケンロール

鍵盤ハーモニカ3台のためのクッキーハウスオリジナル曲です。

吹き方によって様々な雰囲気が出せるのが、鍵盤ハーモニカの魅力のひとつです。
この曲では「かっこいい」や「シブい」一面を伝えられたらと思っています。
どうしても、その真逆のイメージを持たれがちな鍵盤ハーモニカですが、
それを少しでもクッキーハウスの演奏で変えたい、という思いがこもっています。

ちなみに「ハッケンコッケン」とは、鍵盤の「白鍵」「黒鍵」・・・
あ、その説明はいらないって?

 

13. クラップ&レスト

はっきりとした証拠はありませんが、
おそらくこの曲で、これまでに延べ6,000人くらいの方に、
手拍子遊びを楽しんでもらったのではないでしょうか?
弾き語り系のミュージシャンたちが、お客様との一体感を高めるためにライヴでよくやる
「コール・アンド・レスポンス」。

歌手「ホーオ!」   お客様「ホーオ!」
歌手「ホッ・ホッ!」 お客様「ホッ・ホッ!」

あれを、クッキーで、やってみたかったのです。

ただ、クッキーハウスは歌は歌いませんし、
クッキーのお客様には、もう少しマイルドに音楽を楽しんでもらいたい。。。
そこで生まれたのが、この曲です。

なお曲名の「クラップ(CLAP)&レスト(REST)」は
「CALL & RESPONSE」に由来しています。

 

14. 恋するフォーチュンクッキー

いまやAKB48の代表曲ともなった2013年のヒット曲。

ダンスの動画をアップする事がブームになっていたその頃、
クッキーハウスもこの曲をモチーフにPVを作る事になりました。
ブームに乗ったとはいえ、どうせならオリジナリティー溢れるものを、
という事で出来上がったのが、たくさんの方が参加してくださった
「新発見!きがくがっそう」のコンセプトPVです。(YouTubeで見てね!)

この音源には、その撮影の時に皆さんに吹いてもらった
「ラー、ラー、ラーラーラー♪」という音がミックスされています。
使っているのは「ラ」と「シ」のたった2つの音だけです。

ぜひ、CDに合わせて「きがくがっそう」してみてください!

 

15. Let It Go

2014年、異常とも言えるほど流行ったこの曲。
クッキーハウスもこの曲の渦に飲み込まれ、そして大事な事を教わりました。
・・・クッキー版アナ雪誕生秘話、今こそ語りましょう!

この曲の流行がマスコミ等でも騒がれ始め、
実際に周りのお客様やファンの皆様にも「アナ雪~!」と指名されるようになっても、
私(ツネおにいさん)はこの曲をアレンジするつもりはありませんでした。
前年の「あまちゃん」ブームでも大いに乗り遅れ、何となく
「今回もスルーしちゃおうかなー、ブームももう終わるだろうし、
そもそもこの曲何だか構成ヘンだしー、終止も何だか終わった感ナイしー!」
などと理屈をこね回していたある日・・・。

いつもの平和なクッキーライヴの最中、
EXILEアツシ風のニイちゃん(お父様)が、
明らかに何やら不穏な空気を発散しているではありませんか!

「この人ら絶対プロやから出来るはずや。」
「お父ちゃんチョット言うてきたるわ!」
などと家族に発言している声が漏れ聞こえ出し、
私の背中に旋律ならぬ「戦慄」が走りました。

(ああ、あの曲だ、あの曲の事を言ってるに違いない。)

結局そのニイヤンは、ありのままの姿を見せることなく
何故か家族を残して立ち去ってしまい、
ライヴはいつもの定番曲で平和に終わりました。

・・・それから2日後。

私は物凄いスピードでアレンジを仕上げ、あっけなくクッキー版アナ雪が完成しました。

いわゆる「松たか子版」の調性、サイズに完全準拠し、皆が歌って踊れるアナ雪は、
その後のライヴで大好評!
以降、沢山のお客様にお楽しみいただいています。

これが今でもクッキーメンバーの間で語り継がれている「EXILEニイヤン伝説」です。
クッキーハウスがエンドユーザー志向を忘れかけた時、ニイヤンが心の中に訪れ、
叱咤激励してくれるのです。

「いつでも見てんぞコラ!」と・・・。

ちなみにこの曲のクッキーハウスYouTube動画が、
2014年末大晦日のテレビ東京「ナッツライフ」という番組で紹介されました。
皆様及び、EXILEニイヤンのおかげです。

 

16. となりのトトロメドレー

クッキーハウスの代表曲といっても過言ではない「となりのトトロメドレー」♪
子どもも大人も大好き、スタジオジブリの名作「となりのトトロ」から
「さんぽ」「ねこバス」「となりのトトロ」
をメドレーにした作品です。

結成当初からのレパートリーで、リクエストもよくいただきます。
ツネおにいさんが先陣を切って客席へ飛び出し、会場が一体となり盛り上がる
クッキーハウスの最高傑作です☆