BOW通信 Vol.09

BOW通信 Vol.09

『BOWプロジェクト』9週目です!

 

以前、私たちが使用している鍵ハモの機種名を紹介しましたが、
今回は私トオルが 「YAMAHA P-37D」 を長年愛用している
その理由についてお話ししたいと思います。

初めて購入した鍵ハモは 「SUZUKI PRO-37V2」 でした。

発売されてまだそんなに経っていない時だと思います。
プロ仕様の鍵ハモがあると知り、迷わず購入しました。
音を出してみて納得。

「これは確かに教育用のものとは違う。」

当時はまだ演奏活動をしていなかったので、
ただただ音を出して遊んでおりました。

 

その数年後、きっかけは忘れてしまいましたが、
YAMAHAの最上位モデル「P-37D」を購入しました。

音を出してみた感想は、想像通りの懐かしい音。
悪く言えば、新鮮味がありませんでした。

しかし、なぜか自分にはしっくりきました。

以来、「P-37D」と共に演奏活動を続けているわけですが、ある時、当時やっていたユニットが新聞で紹介された事があり、
その中で鍵ハモを「不完全な音色」と表現する一文がありました。

最初はその表現があまり気持ちよく感じなかったのですが、

時が経つにつれていい意味で捉えられるようになりました。

その「不完全」こそが「P-37D」の魅力なのだと。

 

不完全という事は余地がある。その余地は自由に使えばいい。

 

もちろん、鍵ハモ自体がそういうモノであるだろうし、さらに言えば、楽器というのはそういうモノなのかも知れません。

ただ、今はっきりしているのは、「P-37D」が自分にとってちょうどいい不完全さだという事です。

BOWプロジェクト13週目以降(不定期でアップ予定)では、「P-37D」以外の機種の使用にもチャレンジし、その機種にあった音楽を作っていけたらと考えています。

 

これまでの曲を別機種で吹いてみるのもいいかも
(^-^)/

 

ひとまず12週目までは、この「P-37D」の「余地」をどう使うかというチャレンジにお付き合いください
m(__)m

 

9週目の曲は、鍵ハモにロック魂を注入した『Get the Beat!』です!

(文責 杉本徹)

 

 

 

 

【ツネオの ”ウラBOW通信” 】

某有名アーティストが「意見には個人差があります」と、よく言ってますが、

あれはなかなか深い言葉ですね〜。

一つは文字通り「意見には個人差がある」という意味ですが、もう一つ私が大事だなと思ったのは

一人の人間としてのアーティストが
自分の意見を ”しがらみ抜き” で発言する事の意義です。

 

ビジネスに “しがらみ” はつきもの。。。
音楽だって、そこからは完全には逃れられません。

でも、だからこそ!
アーティストは「自分の言葉」で発言・発信することに意義があるのです!!

 

音楽とはメーカーや指導団体の都合でやるものではありません。

ひとりひとりが自分の心と向き合いながら、するものだと
私は思っています。

上記の杉本の記事をお読み下さって、
そんな事を感じていただけたら嬉しいなと
私は勝手に思っています。

(文責 小西恒夫)

Cookie House Archive before 2020
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