『BOWプロジェクト』7週目です!
ようやく後半に差し掛かりました。
突然ですが、、
ピアノにしかできない音楽、
ギターにしかできない音楽、
それぞれの楽器にしかできない音楽があると思います。
果たして「鍵ハモにしかできない音楽」はあるでしょうか?
そのはっきりとした答えはまだ誰も出せていない気がします。
この『BOWプロジェクト』はその答えにたどり着くための過程であり、
現時点で自分のベストを尽くしたものです。
今回発表する12曲は、できるだけ違うジャンルや雰囲気をイメージしてもらえるように意識しています。
その中でも、鍵ハモのルーツにあたるような楽器,
例えば「アコーディオン」や「ブルースハープ」などが活躍する音楽をベースにしたものを多く作曲しました。
ルーツを見直す事で、奏法やアレンジのアイデアを得る事ができますし、
逆にそのルーツにはない鍵ハモ独特のものの存在に気付けるので、
より「鍵ハモにしかできない音楽」に繋がるはずです。
もちろん、これらは作る側のこだわりであって、聴いていただく方、後々楽譜を演奏していただく方には、
いろんなものを感じたり、楽しんでいただければ何よりで、頭の片隅にでも置いておいてもらえると幸いです。
というわけで7週目の曲は、また少し雰囲気を変えてロシアや東ヨーロッパあたりの踊りをイメージした
『Mysterious Dance(不思議な踊り)』をご覧ください♪
(文責 杉本徹)