不思議なご縁で数年前からお世話になっている
クッキーハウスの大好きなまち、兵庫県宍粟市。
ここで毎年11月下旬に開催される「もみじまつり」関連イベントで
2017年、地元の器楽アンサンブルチーム「楽団四想」さんと
自然発生的に演奏しながら街を練り歩いたのがとても楽しく・・・
その後、楽団四想さんの半端ない実行力の賜物により
2018年には公式イベントとしてパレードが実現しました!
このパレードのあまりの楽しさに感動したミワコおねえさんが
「みんなでパレードするための」オリジナル曲を作曲、
2019年も無事、みんなで大行進することができました。
音楽演奏を伴ったパレードというと一般的には警察等の音楽隊や
吹奏楽部の強豪チームが一糸乱れず行進するイメージですが、
クッキーハウスの先導する宍粟市でのパレードは、一味違います。
パレードにもご家族そろって参加していただいた
イラストレーターの「石原あきみ」さんが、
パレードの様子を描いてくださいました。
写真や動画でもパレードの様子は伝わるのですが、
この絵から出てくる「はじけるような楽しさの感覚」は、
まさにあの時あの瞬間を追体験させてくれます。
石原さんの絵には、そんな不思議な魅力があります。
そんな石原さんがパレード後、私に言ってくれた言葉、
「もらった楽譜に書いてあったメッセージに励まされました!」
・・・嬉しかったです。
楽譜という媒体ではあまり見慣れない、ざっくりとした指示(笑)
でも、これでいいんです。
パレード当日、本当は事前にちょっとしたワークショップをしたり
ある程度説明や練習をしたら、それはそれでいいのかも知れません。
でもそれは一切やりません。
2日間のハイカラフェスタ、このキラキラした時間に
そんなの(練習とか)、もったいないです。
楽譜通り吹けなかった、上手に出来なかった・・・
これは向上心(自分の課題)としては大切なのでしょうが、
そのことと音楽自体は、まったく別の問題です。
音楽とは、「分かち合うもの」 です。
なんでしょう・・・嬉しい、楽しい、それ以外にももっと沢山
言葉では表現できないものを、分かち合えます。
パレードの列中で演奏する人、(「しない人」も大歓迎!)
ついてきてくれる人、沿道で手を降ってくれる人、
たまたま遭遇した人・・・ひとだけではありません。
山崎商店街の石畳、町並み、
歴史を感じる酒蔵、もみじ山へと向かう坂道・・・
宍粟市に遊びに来た人も、宍粟市在住のひとも、
そしてフェス開催日以外の363日の宍粟市の日常も・・・
すべてをのみ込んで、
そして音楽で、まち全体で「わかちあう」。
それが、パレードです。
さぁ!きこえてきましたよ、
楽しそうな音楽が。
パレードのはじまりです!
みんなで、参加しよう!!